児童虐待のニュースなどはたまに目にすることがあり、最近増えたよなぁと思うことはありましたが、実際の数字は見る機会がなかったので、厚生労働省の発表しているデータを見て驚愕した。
児童相談所での児童虐待相談件数↓
平成17年~27年で34,472件→103,260件に増加。
ここ数年はその伸びが大きく、子どもの人数は減っているのに虐待は増えているという現状だ。
虐待の内容
虐待の種類別では身体的虐待、ネグレスト(育児放棄)が減少し、心理的虐待が増加している。ネグレストが減少しているのは少し自分の思いとは違ったので良かったが、見た目ではわかりにくい心理的虐待が増加していることは腹立たしい。
親の保守的な部分が垣間見える。
虐待相談経路
警察、近隣知人(近隣住民も入ってるのか?)で約50%
意外だったのは学校が全体の8%しかないことで、なぜ少ないのかは気になるところ。
まとめ
相談の件数ということで、勘違いなども含まれているでしょうが、子どもを持つ親としては信じられない数字であることには間違いない。
児童相談所から相談のあった家庭に対しての対応は軽いジャブ程度のもので、あまり踏み込めないと聞いたことがあります。
法的な改正を一般人では出来ないので、何か個人、または会社などで出来ることはないか考える必要があると感じたデータでした。