言葉を選び話すこと
何気ない会話の中で時に人を「不快にさせる言葉をチョイス」をしてしまったなんてことは、稀ではありますがあります。人間ですからミスは付き物で、そのミスを糧に次へ繋げ成長していきます。その中で今現在4人の子育て中のうちの夫婦が、長女、次女の2人だった時と、双子の男の子が産まれた後によく言われた言葉で「いまいち納得できない不快だった言葉」をご紹介し、これを生かしてもらえればありがたいと思います。
長女、次女2人の時
長女、次女2人でまだ下の双子の男の子が生まれていない時によくあった言葉で
「次は男の子だね?」
「男の子産まないとね?」
など、男の子をつくることを強要とまでは言わないが、50/50じゃないとダメでしょ?みたいな捉え方のできる雰囲気で話す方が結構います。この言葉の背景には、男は後を継ぐ者だという昔の風習があるのかなとは思っていますが、「2人目に産まれた女の子はハズレだと言いたいのか?」と不快になることがあります。もちろんその場で口論はしませんが、付き合い方を考えなきゃいけないほど重要な言葉であると私は考えます。
年代や関係
親や親戚、知り合い、上司などの目上の人に多くある言葉です。年齢で言えば50代以上でしょうか。先程も言ったように昔の風習が根強く残っている世代であるためで、ごく普通の発言だったと言えますが、時代の流れは常に変化しています。世代が違えば考えは大きく違うことを自覚してほしいですね。
双子の男の子を妊娠・出産したあと
長女、次女、長男、次男とバランスとしては完璧であることと、4人も子どもがいることで「次を産んだら?」なんて言葉も冗談交じりになるので気にはしなくなりますが、ここでもよくある言葉があります。
「男の子で良かったね?」
「バランスとれてよかったじゃん!」
この言葉も「50/50であることがベスト」で、みんな同じ考えだと思い込んでいることからくる言葉でしょう。2人の時と同じで、「同性が続けばハズレだと言いたいのか?」、「バランスなんて全く重要じゃない」と不快になります。勿論ここでも口論には至りませんが、ズレを非常に感じます。
年代や関係
この言葉になると一気にその範囲の年齢層が拡大します。30~40代で知り合いレベルの割合が高くなり回数も非常に多いです。お互いのこともよく知らないけど、会話をしないのは空気が重い時によくある言葉で
「今週ずっと雨らしいですよ」
「最近仕事忙しいですか?」
「お子さん何人いるんですか?」
こんな他愛もない情報や質問ってないですか?この時の「お子さん何人いるんですか?」の発展形で「4人!子だくさんですね!2:2ってバランスもいいじゃないですか!」これがよくあるやつ。
まとめ
ヨメとこれについて1度話をしたことがある。男が4人だろうが、女が4人だろうが自分の子どもには変わりないしどっちでもいい。それより健康であるかの方が大事。と、いとも簡単に結論に達しました。
実際に男女バランスを取りたがる親はいます。性別を狙って産み分けをした結果、違う性別だったことで落胆している親も知っています。男女のバランスをとる考えは未だに多いとは思いますが、「これが常識のように発言する」ことで、不快になる人もいることを知ってもらいたいと思います。
オレが異常なのか?と考えることもなくはないよ?