就職で重視した条件
この表は2017年に学生300人が『企業選定で重視した条件』の入社前と入社9か月後をあらわしたものです。
※学生は高校~大学卒(学校のレベルは中くらいの認識でお願いします)
入社前に重視した順位は
- 業種
- 勤務地
- 職種
- 安定性
- 給与水準
- 勤務時間・休暇
- 一緒に働きたいと思える人がいる、知名度
となっています。
それが社会を経験した9か月後には
- 業種
- 勤務地
- 職種
- 安定性、一緒に働きたいと思える人がいる
- 勤務時間・休暇
- 給与水準
- 知名度
と、順位はさほど変化はありませんが、その割合に大きな変化が見られます。
業種、勤務地、職種については全体的な割合は下がっていますが、依然として上位につけています。
その上位に迫る勢いで【安定性】と【一緒に働きたいと思える人がいる】が伸びて均等に近い状態になってきている。
結局どれも重要ってことですね。(知名度を除く)
企業としてすぐには対処しにくい
この項目の中で、業種、勤務地、職種、安定性、勤務時間・休暇、知名度は企業として、すぐに対処できません。
ある程度の時間が必要で、会社全体として変えて行かなきゃならない。
今の時代に「いずれ変えるから待ってくれ!」で、どれだけの人間が残るか…。
では、どこを変えればいいか?
一緒に働きたいと思える人がいる
【一緒に働きたい人がいる】この言葉だと、社長なのか?上司なのか?同僚なのか?がちょっと分かりにくいので、一番関わりのありそうな上司の設定で書いていきます。
上司といえば中間管理職ですから、ハンバーガーでいう肉の部分です。
上下から押しつぶされそうになり、なんとか耐え凌いでる方も少なくはないでしょう。
私も似たような1人です。
他の重要視される項目は1人では変えれませんが、【一緒に働きたいと思わせる】のは、個人のコントロールだけで意外と変えれることがあります。
今すぐ、そのしょうもないプライドを捨てて一緒に働きたいと思わせて下さい。
- 出来ない
- 怒らない
- 押し付けない
- 誘わない
- 帰らない
- つまらない
- 理解しない
『7つのない』を排除しましょう。
出来ない
確実に部下より仕事は出来ます。
部下「〇〇さん、すげー」と尊敬されるようにしましょう。
怒らない
全く怒らないのは気持ち悪いので、「しかる」ことはして下さい。
頭ごなしに怒っていいことはありません。
押し付けない
「あれやって。これやって。」と押し付けないようにしましょう。
お前もやれ。
誘わない
飲み会やゴルフなどへは、なるべく誘わないようにしましょう。
せめて2カ月に1回くらいにしましょう。
帰らない
今は少ないかもしれません。
上司がいつまでもいると部下が帰りにくいので早く帰れ。
つまらない
一番難しいでしょうね。
面白くない人間とは、あまり付き合いたくないもんです。
面白くあれ!
理解しない
結局この一択かもしれません、理解しろ。
まとめ
これも参考になるので見ることおすすめします。
『売り手市場、買い手市場』
この言葉、個人的には常に平等であると思いたい私は嫌いですが『売り手市場』なのは否めません。
がんばりましょう。