PRESIDENT Onlineで中川淳一郎さんの「小中学校の友人なんてクソみたいなもの」と言う記事を読ませてもらった。
president.jp著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』『バカざんまい』などがあり、内容は見てませんが、タイトルを見る限り多少過激なことを書く人なのはなんとなく理解できました。
テレビでも林先生が取り上げていました。

個人的な感想
全体的なことは納得できることも多く、考え方としてアリだなと思いましたね。尖った文章の方が目に留まりやすいことと、批判や意見されることにより広がっていくのが狙いなのかなといった印象でした。案の定批判されている記事なども拝見しましたが、その中で個人的に「ちょっと違うな」と感じたことなどを綴ってみたい。
いじめ・不登校・自殺
「現在いじめられていたり、不登校になっていたりする小中学生も、友人関係に悩んだ末に、そうした望まぬ結果に至ってしまったケースが多いと思われる。」
将来ある子ども達に無駄なことで、その道を閉ざしてほしくなことに関しては納得できるし、難しいところではあるが関係者には踏み込んだ対応をしてもらいたいと思う。
交友関係は変化するもの
中川さん曰く、小中学校から現在まで接点のある友人は2人だそうだ。若干少ない気もするが、あくまで自分と比べて少ないだけで普通なのかもしれない。高校から現在にかけてできた友人は中川さんの方が多いだろう。大人になるにつれて、その時の自分の考えや立場で変化することは間違いないし、求めるレベルも上がっているはずだと思います。
小中の友人に向上心など求めてない
私の小中から現在まで定期的(1~2か月に1回)なペースで会っている友人が小学生からは1人、中学生からは5人います。仕事と、どうでもいい話の割合が2:8くらいですかね。
この6人となんで友達になったのかすら誰も覚えてないけど「なんとなく合うからいる関係」です。家族、仕事が1番なのはみんな一緒で、そんなこと分かってる。
でも違うんですよ。ただ楽しいから一緒に飲みに行って、バカなこと言って笑えれば十分じゃないですかね?
お互いに求めてないし、常に何か成長しなきゃいけない!って張り詰めた関係を維持できる友達関係を築ける人なんてほんと一握りでしょ?
私の答えは「小中からの友人は必要である」です。
まぁ確かにクソなやつはいましたが…。
経験値があるからこそ無駄に考える
大人になるにつれ経験値があがり「付き合いう人を選ぶようになる」ことが必ずしも正しいとは思えません。
「なぜか一緒にいるやつ。」にしかない安心感?なのかどうか言葉に表しにくいモノがあることは間違いないですね。
ドライであるべきか
「現在いじめられていたり、不登校になっていたりする小中学生も、友人関係に悩んだ末に、そうした望まぬ結果に至ってしまったケースが多いと思われる。」
この考えからドライな関係を小中学生から教えるべきだとおっしゃっていますが、大人が実際にドライであることは否定できない、特にビジネスにおいては…。
ですが、ドライであることを子ども時代に教えるべき!には明確な答えが出せないけど他に方法がないのか?と思ってしまいますね。
様々な意見がありますが
まとめサイトでは肯定的な意見が多数出ていますね。
考え方として非常に参考になります。
まとめ
小中学校の友人に大人になってからも会う回数は93%の人が年1回以下と答えている通り、大多数では大事ではないと結果が出ているので間違ってはいないでしょう。
小中の友達と定期的に会ってる私からすれば、少し寂しい気はしますが…。
このテーマである「小中の友達はクソみたいなもの」の世代に子どもがいるので考えさせられますね。とりあえず中川さんありがとう!