選び取り
「選び取り」について知識が曖昧な方は、こちらをオススメします。
地方や家庭によっては「将来選び」、「将来占い」ともいわれるようで、そのやりかたも様々あり、例えば一升餅1つとっても「背負わせる」、「踏ませる」とまったく違う方法をとる。
地方によるだろうが、私の親世代(60歳以降)では、ごく当たり前に行うものとして認識されている。
今まで4人の「選び取り」を行ってきたが、必要ないと感じた時の流れを書いてます。
選び取りの方法
選び取り当日には私とヨメ。そしてその親すべて集まるのが通例。
そのためにいちいち日程調整をすることが非常にめんどくさい。
用意するものは「一升餅」と「学」、「金」、「健康」にまつわる品の4つで、「一升餅」の重量は約2kgと相当重い。背負わせる風習があるうちではバカとしか言いようがない。軽くてオシャレな餅をプレゼンしてみたが、「餅は重くないと!」の一点張り。
当日やることとしては、冒頭の画像の背中に餅を背負っているだけで一般的ではないかと思う。異常なのは餅を背負わせて泣きながら苦痛な表情を浮かべる子どもを見て喜ぶ私達の親だ。
学、金、健康どれを取ろうが反応は一緒で
「〇〇ちゃんはお金を取ったから、将来はお金に困らないわ!」
「〇〇ちゃんは鉛筆を取ったから、将来は政治家かも!」
こんなもので将来が決まるわけない。ただのエゴだろ…。
風習が染みついて義務的にやっているのか、楽しくてやっているのかは知らないが無駄な時間と金を使ってやることではない。
断るのは簡単じゃない
必要ないと言い切っているが4回やっています。嫁姑問題なんて言葉があるように、自分の親は説得できても相手の両親の手前、せざる負えない状況になってしまうことがあります。うまく付き合うためには、我慢して過ごすが無難かと思うが、言える環境づくりが出来れば一番いいでしょう。
まとめ
「子ども達に風習や文化を押し付けてはいけない」
無駄だと感じながらも断り切れなかったことを勉強と納得し、子ども達には伝えていこう。