動いて止まってまたウゴク?

双子の父で四児の父。そこから得た情報や体験談と小規模事業者の小言を書いています。

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【福利厚生を手厚く】社員の流出を防ぐ企業アイデア

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人手不足

売り手市場、売り手市場と様々なメディアで取り上げられている人手不足は、業種を問わず、ほとんどの企業で大きな問題ですね。

新卒内定辞退率は過去最高を記録し、有効求人倍率も右肩上がり、仕事はあっても働き手がいないため、あえなく事業継続を断念する企業も増えています。

そんな売り手市場の中で、ヤマト運輸が繁忙期のアルバイト時給2,000円はちょっとした話題になりました。

数字で他社との比較が目に見えて分かりやすくすることは、一番手っ取り早いことに間違いはないでしょうが、繁忙期限定とはいえ全体的な給与の底上げになってしまう可能性があるため、中小企業同士の賃上げ競争ですら苦労している体力のない企業は、頭が痛い。

 

irorio.jp

 

www.huffingtonpost.jp

 

有効求人倍率推移(新卒含まない)

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福利厚生

給与面に関して、すでに限界に達している企業も多く赤字を垂れ流していることでしょう。固定費の増加は企業として避けたいところであります。そこで福利厚生の一環として他にはない独自の【福利厚生を手厚く】することで新規の獲得、現社員の流出を行う企業が数年前から増えています。

そのいつくかを紹介し、考え方の1つとして参考にしてもらえればと思います。

 

毎月入社式

複数の営業所がある企業で新卒、中途問わず本社へ招いて入社式を行います。

中小では入社後そのまま仕事へ就くことも多く、同期との繋がりが出来ません。

入社式を行うことにより、これから仕事をがんばるぞ!と気を引き締め、悩みがあれば同期と相談しやすいように繋がりを作らせる目的があります。

重要なことは必ず社長が出席し、顔を覚えてもらうことです。

 

表彰の数を増やす

 昔から表彰の制度はありますよね。その表彰が1つしかない会社であれば3~4に増設し、より多くの社員が対象になるようにします。

モチベーションアップから定着率をあげる目的があります。

 

交流イベント

部署や営業所だけの交流になりがちな職場で横の繋がりを持たせることと、リフレッシュ目的で社員旅行はよくあるイベントですが、これとは別に家族全員を呼んで交流を持たせるイベントや、24時間耐久バーベキューなんてちょっと変わったイベントも行います。

 

職場見学会

子ども参観日の逆バージョン、お父さんの職場を家族揃って見学、体験してもらい仕事への理解、興味を持ってもらいます。また、職場の管理職などと交流することにより、退職の抑制にも繋がります。

 

誕生日や出産、子どもの入学でプレゼント

社員やその同居家族の誕生日は当然のこと、出産、子どもの小中高の入学祝に何かしらのプレゼントを用意することにより、家族への気遣いもできる会社を意識付け定着率を上げる目的があります。

 

会社所有の車を低額で貸し出す

軽トラから高級車までを会社で所有し、いつでも低額で貸し出します。

なかなか手が出ない高級車を休日に借りて、彼女とドライブ、なんていいいんじゃない?

小型バスで友達と旅行いってもいいし、用途に合わせて使えれば最高ですね。

プライベートまで面倒見てくれる会社を意識付け定着率を上げる目的があります。

 

テーマパークチケット毎月抽選

ディズニーランドなどのテーマパークのチケットを毎月抽選して、当選者には人数分プレゼントします。家庭持ちは特にうれしいはずです。

これも同様にプライベートまで面倒見てくれる会社を意識付け、定着率を上げる目的があります。

 

宿泊施設の提供

宿泊施設と提携し格安で社員に提供します。上2つと合わせればほぼタダみたいなものですね。旅行の宿泊代って結構バカにならないので、これだけ利用しても十分お得。

上2つと同様の目的があります。

 

健康診断

社員の家族へ年1回無料の健康診断を受けてもらえる制度で、特に主婦の方は受ける機会がなくなってしまうことが多く、費用も掛かるので後回しにしがちです。

家族の健康管理を会社で行ってもらえるのは有難いですね。

 

まとめ

まだまだ数えきれないほどの企業アイデアが隠れているはずですが、今回はごく一部を紹介させていただきました。

人手不足の現状から【福利厚生】はこれから先も重要な要素となるでしょう。

今後過剰になりすぎる感はありますが、社員を大切にすることを再認識するという意味では人手不足もイイコトだったのかもしれません。

 

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