自治会運動会
みなさんの地域では自治会運動会、町民運動会、学区民運動などと呼ばれるものはまだ存在していますか?
私の地域では、いまだに存在し、毎年2000~3000人が訪れます。
地方ということもあり、年々減少傾向にはありますが、そこそこの規模ではないでしょうか?
この自治会運動会の開催について嫌な顔をされる方も多いんですが、3年役員をやった私が、役員をやることと、運動会へ参加するメリットデメリットを2回にわけて書いてみます。
地域により、その運営方法は結構違うようなので、参考になればと思います。
役員のメリット
監視が増える
最近の事件で、どこかの自治会のエライ人が小学生の女の子を誘拐したなんてニュースがありました。知っていることをエサにした許されない犯罪ですが、このケースは非常に稀で、地域の人に子どもの顔と名前をを知ってもらえることは、犯罪の抑制になります。
遅い時間に見かけて、「〇〇ちゃん時間遅いから帰らないとダメだよー」などの声掛けもしてもらえるし、細かい情報も入ってくるときがあります。
自然と子どもの情報が知られるようになりますが、会議に連れていって知ってもらうのもいいかもしれないです。
これは、子ども(特に小学生)のいる家庭では1番大きなメリットですね。
ちょっとした異業種交流が開かれる
年齢、職種、役職など様々な人達がいて、仕事の内容、グチは結構でます。通常の異業種交流会とは違い、スパンが長いので、仲良くなれば細かい情報収集もできます。ビジネスにおいて異業種との交流がデメリットになることは絶対にありません。
責任の少ない管理者になれる
普段から管理者側の立場の方は楽でしょう。
失敗があっても仕事、プライベートの理由で逃げがきくし、ベテランのフォローがあります。ボランティアなので、責められることはほぼありません。
お金の発生しない部下を使うという変わった体験ができます。
飲み会がある
私は人とお酒を飲むことが嫌いじゃないのでメリットにしていますが、酒嫌い、交流嫌いにはデメリットですね。
人によりけりと、いったところでしょうか。
役員デメリット
給料が出ない
当たり前ですが、ボランティアなので給料は発生しません。
役員=仕事と考ええてる方は苦痛でしかないでしょうね。
私の場合、月の拘束時間としては4時間程度でしょうか。
選手が決まらない
各町内で競技に出場してもらえる選手を集めなきゃダメですよね。
これが決まらないんですよ!選手集めの係が町内会で数名いるでしょうが、各家庭を回って集めるなんて時間がかかり過ぎてできません。
ツテを使って集めますが、このパズルは難解で、かなりの時間を費やすこと必至です。
運動会開催まで毎月会議がある
平日、金曜日の夜から会議が1~2時間ほどあります。
代理の出席者を立てたり、欠席することも可能ですが、基本的には自分が出席することになるでしょう。欠席するほうが後々の仕事量が増えるので大変です。
平日の仕事が常に遅い方は、非常にネックですね。
開催日とその前日は忙しい
前日の準備(土曜日)から、当日の管理(日曜日)は結構忙しい。
当日になって選手が出れなくなった時の対応、全体的な進行などほどほどに逃げないと、1日中動きっぱなしなんてこともあります。
まとめ
今回は経験者から見る役員についてのメリットデメリットをあげてみました。
プライベートな時間を多少なりとも潰すことになることは確実です。
役員が嫌なら嫌と言ってください。無理強いはしてこないはずです。