動いて止まってまたウゴク?

双子の父で四児の父。そこから得た情報や体験談と小規模事業者の小言を書いています。

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歯医者の麻酔が進化したことを実感した。それでも嫌い【第一章】

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歯医者の治療が怖い

歯医者が大嫌い。

あれは小学5年生だったか、あの治療を最後に恐怖が忘れられない。

オレ「痛い!痛い!」と訴えても

歯医者「大丈夫。大丈夫」と、意味不明なことを言う。

歯医者「痛かったら手をあげてねー。」その手は助手が抑えてますが?

泣きながら親と一緒に帰ったのを今でも覚えてる。

 

治療の途中だったその歯はものすごい自己主張で、「治療しろ!」と訴えてくる。

それでも私は奥歯が痛みに耐えずっと我慢してきた。

親「ゲーム買ってあげるから行こう!」会心の一撃にも耐えた。

その痛みも2・3カ月すると治まりそのことも忘れて10年以上経った。

 

結婚してから

うちのヨメは歯医者が好きだ。

痛いのが気持ちいいようだが、私には理解できない。

定期的にクリーニングに行っていたらしいが、私は知らなかった。

厳密にいうと1回「一緒に行こう?」と誘われたけど、全力で断ったので誘わなかったらしい。

たまたまクリーニングに行った話を聞いたときに、ついつい喋ってしまった。

オレ「そういえば治療途中の歯を10年以上放置してるなー。もう痛くないけど。

これがまずかったようで、

ヨメ「うそ!?ほんとに?早く行ってよ!てか行け!しね!

虫歯を治さないやつはゴミ扱いらしく、説得され続けること半年…。

死んだ魚の目をしながら歯医者の前にいた。

怖いから当然ヨメも同席。

 

歯医者内部

綺麗な病院内に若干感動しつつも心臓は張り裂けそう。

問診票に記入しながら聞こえる異音と、あの頃の記憶がよみがえる異臭。

ギィィィーーー!キュインキュイン!

順番が一生来なければいいのにと思いながら待つ。

もう死にたい…。

受付の女性が順番に死の扉へ運んでいく。

受付の人「〇〇さん、どうぞー。

オレ「嗚呼…。あの人オレの1つ前で受付してた…。

受付の人「ヨジチチさんどうぞー。

呼ばれることは分かってた。分かってたけど出ちゃうんだ。

オレ「え?

ヨメ「え?じゃないし。行くよ!

ヨメに手を引かれながら死の扉へいざなわれる私。

「GAME OVER」

誰かに囁かれた気がした。

 

対決:歯科衛生士

マスクをした女性は可愛い。

こんなことを思えるほど余裕はないはずなのに、考える。

男ってバカだね。

過去の戦績を伝え、定期的に歯医者へ通うことの大事さを説かれる。

オレ「はい…。はい…。はい…。

小学生でもわかることを30過ぎて説教され、次の工程へ。

レントゲン。

唇がデリケート(カサカサ)な私は、このレントゲンで口を限界値以上に開けられると、唇から血を吹くので嫌い。

それでも関係なしに広げられる。

歯科衛生士の人「唇切れやすいんですね。ごめんなさい。もうちょっとなんで。

もうちょっとが3分経ったところで終了。

 

レントゲンの結果待ちで解放される。

このまま入口を出ちゃうか?

そんなことを考えながら、待合室へ。

 

続く。