現在日本の企業数は380万社あり、その中で大企業を除く企業数は370万社と(個人事業主含む)97%を占めています。
その大企業を除く370万社の中で経営者と呼ばれる人の数が1社2名と仮定して計算すると、740万人で就業者数6,581万人の11%となります。
この中小企業取経営者を主に対象とした交流会が、全国各地で結構頻繁に行われていることはご存知ないかと思います。
※経営に関わる人じゃないと参加できない縛りはないそうです。
過去2回体験という形で参加させてもらった感想を書いてみます。
同友会、交流会の主旨
異業種交流会、経営者交流会、同友会など呼び方は違いますが主旨は大体一緒です。
中小企業同友会の三つの目的
- 同友会は、ひろく会員の経験と知識を交流して企業の自主的近代化と強靭(じん)な経営体質をつくることをめざします。
- 同友会は、中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営者に要求される総合的な能力を身につけることをめざします。
- 同友会は、他の中小企業団体とも提携して、中小企業をとりまく、社会・経済・政治的な環境を改善し、中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざします。
中小企業同友会HP引用
簡単に言えば『お互いの知識を共有してレベルアップしましょうの会』ですね。
会の内容
私の体験した内容なので、他のものとは異なる場合もあります。
他の会にも度々顔を出してる方の情報では、どこも似た感じみたいです。
- 開会式
- メンバー体験談や外部講師を招いて講義
- グループディスカッション
- 発表
- 懇親会
1~4で約2時間程度、5は休み前だと無制限と、まぁよくある流れですね。
開始前の名刺交換は新規がいるとすごい、行列のできるラーメン屋状態。
1回目は創業50年の会社社長が今までの体験談(主に苦労話)を語っていましたが、途中からだたの愚痴になってたな…。
2回目は20歳頃に起業し、ある程度成功している社長が『経営者はここに重点を置け』みたいな内容。
この社長ならついていってもいいかなと思える人でしたね。
参加してメリットあるの?
よく聞かれるし、自分でも結構考えましたね。
メリットのあるなしは意見の分かれるとこですが、私の答えとしては『メリットはある』と考えています。
メリットは私の感じたこと、デメリットはよくある参加しない理由としてあげられるものですが、捉え方によってメリットデメリットは逆転します。
メリット
- 他社(特に異業種)の経営者とダイレクトに交流できる。
- 経営者に直接営業ができるかも?
- 繋がりが一気に増える。
- 自分にはない考え方が参考になる。
デメリット
- 赤字企業の参加が多く、話など参考にならない。
- 慣れ合いに割く時間がもったいない。
- 会の役員になったら無駄に忙しい。
- 懇親会なんて参加したくない。
デメリットの部分は確かに感じてたことだけど、ずるずる行く関係を築かないように
『逃げる』ことをしっかりやればいい。ドライな関係ですね。
その会社が赤字かどうかなんて正直わかりませんが、どっちにしろ参考にはなりますね。
メリットにあげた直接営業できるかも?については、営業をしてはいけない暗黙の了解があるとかないとか…。言葉を濁されました。
まとめ
中には自社の数字を公表してグループディスカッションをする会もあるそうです。
同友会、交流会に関わらず『経験してみることは大事』であると改めて実感しました。
会員になるかろうかは検討中として、もう1回いってみようかしら。